アドリブしたい! トランペット吹くなら、憧れのアドリブをマスターしたいですよね? そんなトランペットアドリブ初心者の方が、どうすればアドリブ出来るようになるのかという練習方法などをこの記事では説明していきます。

そもそもアドリブって何?

アドリブとは、その元のメロディーの代わりに別のメロディーを弾くこと

アドリブするときには、曲は決まっていますよね? そして、その曲でメロディーではない別のものを即興で弾くのがアドリブです。

それをもう少しかみ砕いて言い換えると、コード進行が決まっている状態でそのコードに即したメロディーを即興で弾くのがアドリブといえます。

アドリブする場合は、以下のようにコード進行を見ながら、そのコード進行に対してメロディーを即興で作曲するお遊戯をするわけです。

この記事では、以下の枯葉のコード進行を基に話を進めていきます。

 

【In Bb】

 

アドリブへの道 修行① コードトーンを学ぶ

アドリブするにはますコードの表記を見て、コードの音を弾けることが最初に必要なこと!

と聞くと、多くの人が本屋さんに行って難しい理論の本を勉強しようとして挫折します。

博士
コードの勉強はしなくてもいいんじゃ!

 

小難しい理屈は必要なく、Cというコードはドミソしかないので、以下のトラペットコード表を使ってコードトーンを調べれば、小難しい理論の本は必要ありません。

アドリブ初心者の人は、最初は、以下のコード一覧表を見てコードトーンを調べ、頻出するものだけ記憶するようにして、そのあとにコードの仕組みがそのようになっているか学ぶといいでしょう。

コード一覧tomosax高田馬場アドリブ塾テキスト

(楽譜が欲しい方はお問い合わせからご連絡いただければ無料で差し上げます。)

上記のコード表を見て、楽譜にコードトーンを記載してみましょう。

 

【In Bb】

 

 

練習する曲で、上記のようにコードを書き出すところからアドリブの練習が始まります。

 

手順① 練習する曲で、上記のようにコードを書き出すところからアドリブの練習が始まります。

 


コードを理論的に勉強したい方は、こちらの記事をご覧ください。

アドリブをするには、まず文章の前に単語を勉強することからはじめましょう。つまりコードとはなにか?? 和音とはなにか?です。

 

 

アドリブへの道 修行② コードトーンでメロディーを作る

コードトーンさえわかれば、とりあえずメロディーを作ることはできます。逆に言えば、コードトーンがわからなければ何もできないわけで、このようにコードトーンを弾くことがアドリブの第一歩といえるでしょう。

【In Bb】

 

 

tomo
コツは、あまりコードトーンをたくさん使い過ぎないこと!2種類くらいまででシンプルに作るほうがいい感じに出来上がりやすいです。

 

 

アドリブへの道 修行③ スケールを学ぶ

コードのが使えるようになったら、今度はスケールを使ってみましょう。 そう! スケールの勉強が必要です!

それぞれのコードに対して、どのようなスケールを使うか学ぶ必要があります! 

本屋さんに走ろうとした貴方! ちょっと待ってください! 便利な世の中になりました。

スケールを1から勉強できるサイトを以下にご用意しましたので、もし勉強されたい方は、以下で学ばれてください!

アドリブをするのには、コード と スケール の知識が絶対必要!
このサイトは、どのコードでどのスケールを使うか? ということを、一人で勉強するテキストです。

以下に先のコード進行での、スケールを書き出してみます。

 

【In Bb】

 

 

 

手順② 練習する曲で、上記のようにスケールを書き出すのが次のステップになります。

 

 

アドリブへの道 修行④ スケールを使って上下する動き=ラインを作る

それぞれのコードに対応するスケールがわかったら、それらを使ってスケールを上下させる動きを作ってみましょう。

その時に、1つ重要なポイントあります!

tomo
必ず解決すること!
ラインは解決する必要があります。以下に、解決について説明の記述をしました。

さて、ここまででアドリブをするにはコードとスケールが必要ということを説明しました。

つまり、使える音がわかれば何でもできるのですが、Ⅱ-Ⅴに対するいろいろなアプローチをいろいろなアイディアに区切って説明したいと思います。ほかにもいろいろな考え方があると思うのですが、まずはラインを作るというところからはじめたいと思います。

以下のように、スケールを使ってラインを作ってみましょう。

【In Bb】

 

アドリブへの道 修行⑤ トランペットアドリブフレーズ集からよく使われるアドリブフレーズを学ぶ

以下にトランぺッター6人の演奏から、アドリブフレーズ集をご紹介します。

昔の人達が弾いたツーファイブのアイディアから学ぶのもいいでしょう。

]

アドリブへの道 まとめ

いかがでしたか? アドリブに挑戦するには、

①コード

②スケール

の理解、練習が必須でまず、これが入り口となります。

そして、第3段階目に

③それらをどのように使ってかっこよくアドリブするか?

ということが必要になってきます。

その上でアドリブのフレーズ集などからもよく使われるフレーズを学ぶことも必要となります。

まず、今回例に使用した、枯葉のようなコード進行が少ない簡単な曲で、これらを実践するところから始めてみてください!!!

 


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