Who is Tomo?

目次

Tomo Takemoto/竹本 智和

 

Producer/Composer/Arranger

Saxophone/Flute/Clarinet/Keyboard

1976年3月生

 

 

 



略歴

ニューヨークマンハッタン ニュースクール

2002年ロイハーグローブ、ブラッドメルドー、ロバートグラスパーなどを輩出したニュースクールに入学。

サックスは、マンハッタンジャズオーケストラのクリスハンター氏をはじめ、教本で有名なジムスナイデロ氏、ジェーンアイラブルーム氏他、多数師事。。

コルトレーンやジャズメッセンジャーズのベーシスト、レージ―ワークマン氏をはじめ、ローリースチュアート氏、ジェラルドディアンジェロ氏、テッドロゼンタル氏、レイチェルZ氏など多数師事。

クイーンズカレッジ・アーロンコプランド音楽院 大学院ジャズ科

2005年 ジミーヒース、ドナルドバード、サーローランドハナらが設立したジャズ科は大学院のみの アーロンコプランド音楽院 修士課程 修了

マイクモスマン氏, サックスはアントニオハート氏に師事。

マイクには世界トップレベルのライティング、アレンジメント, アントニオにはサックスの奏法、ビバップ以前の古典ジャズから現代的な楽曲のアプローチ、ビバップスケールなどのモダンジャズのボキャブラリーなど多くを授けてもらいました。


卒業時にJazz科で唯一送られる、Sir Roland Hana Awardを教授の満場一致で贈られる。

大学、大学院在席時も生徒の指導にあたる、日本ではInternational Schoolで音楽の指導なども一時期行っていたこともある。


帰国後~現在(2021年)

2006年 帰国、 音楽制作配信会社を設立し、トラックのバウンス中の暇な時間にブログを執筆する

2011年~ 高田馬場にジャズアドリブスクールというImprovisationーアドリブを教える専門のスクールを週末のみ開催

雑誌掲載 2020年 The Sax 100号記念号

100年記念号に、2ページも割いていただきました。

何故か、ただのアンケートが、楽器屋枠に、楽器に詳しい人として掲載、、、

雑誌掲載 2021年 The Sax 105号

気を取り直して今回は石森管楽器の刺客として?楽器に詳しい人として巻頭カラーに登場。

今まで指導を受けた先生たち

関西ジャズ界の重鎮、槇原敬之などを輩出したジュピタースタジオ・音楽院の創設者。全国にジャズストリートムーブメントを起こした最初のジャズストリート=高槻ジャズストーリートの発起人の一人。数多くの若手ミュージシャンを育てながら海外ミュージシャンとの交流も多い。

(コメント)

ジャズについてのすべてを教わりました。蓑輪先生なくして今の自分はありません。音楽の父として実の父同然の存在。

https://youtu.be/IEkDOV03_os?si=qwFRsc5vXFK7dpUR&t=193

ガレスピービッグバンド、ミシェルカミロビッグバンド、デイブホランドビッグバンド、ナットアダレーなど。クリーンズカレッジ大学院で25年以上にわたり教鞭をとり、演奏活動はもちろんジャズアルトサックスの伝統を次の世代に伝える役目をジミーヒースなどの重鎮から指名される大御所。

(コメント)

大学院時代に、ビバップはもちろんモダンなアプローチまで叩き込まれ、またミュールのエチュードなども使い楽器の基礎も学びました。

https://youtu.be/7qj_DBfcbaw?si=FAVQs72uyZGBbQla&t=1062

ミシェルカミロビックバンド、カーネギーホールジャズオーケストラ、リンカーンセンターアフロキューバンオーケストラをはじめ、ホレスシルバー、ジェリーマリガンなど。ジュリアード音楽院、クイーンズカレッジ大学院で教鞭をとる。またアレンジャーとしてもグラミーノミネート多数。ジョーヘンダーソンビッグバンドのリコーダミーも彼のアレンジ。

(コメント)

世界最高レベルのアレンジ、作曲のクラスを彼から学び、また大学院時代にはアシスタントとして師事しました。作曲、アレンジで仕事が出来るのも彼の教えがあってのことで大変お世話になりました。

Tomo's 楽器

<Soprano Saxophone>Yamaha Custom 875

マウスピースはヤナギサワメタル特注品で4くらいの開き、リガチャーはエコーブラスのSSモデル

新品同様で売られていたかなり初期のカスタムソプラノを中古で1996年頃石森管楽器で中古で購入。 それ以来この楽器しか使ったことないので、他の楽器が吹けなくなってしまった。本当はヤナギサワの992PGPが好きではあるが、このコと20数年お付き合いしているのでこのままでもいいと思っています。個性はそんなにないが、使いやすいのが利点。ヤマハのソプラノでは最もヘビー級の楽器。マウスピースは10年ほど前にShimada氏に作ってもらったもの、4とうラインナップがないので、4でお願いしたが5弱で作られてきた。私のために入り口の厚みを厚くしてくれているらしい、、、

<Alto Saxophone> Jazz  Yanagisawa a992

マウスピースはV16, 7s。リガチャーはブリルハートのギャレット先生で有名なやつの3。

2004年にアントニオハートに薦められて、NJのUSAホーンで購入。殆ど在庫がない中、991と992の2本からこちらの方を選ぶ。そんなにいい個体でないが、かなり使い込んだので買い換える必要もなくそのまま愛用している。ジャズをやるには最高の楽器であるヤナギサワとV16の組み合わせは、ニューヨークでは定番のセッティングで、一度これにはまってしまうと中々他のものには移行できないほど素晴らしいコンビネーション。

 

<Alto Saxophone>   American Selmer 149xxx

マウスピースはデュコフD6,リガチャーはエコーブラス。

いわゆる14万台で、14万台としては最後期の14万9千6百。非常に鳴りが大きく、反応も速い楽器。前の持ち主はレイチャールズのバンドを何年もしていたまあまあ知られたプレーヤーで、学校の中でアントニオと歩いていたら前からクレイグが来て、いいマークシックスあるよ、、という話になり、彼から直接購入。 デュコフとの相性がよく、非常に良く歌う楽器でスムースジャズっぽい楽器を録音するときに使用する。

 

<Tenor Saxophone>   American Selmer 95xxx

マウスピースはリンクラバー7*とガーデラブレッカー1を併用。

いわゆる9万台で、暗い音がしながらまあまあ張りのある音がする楽器。この個体は非常に反応が速く、音が1つずつ粒だって聞こえるところが非常に気に入っている。音量も6万台よりはしっかりあり、いい味がありながら男らしい太い力強いサウンドが特徴。2007年に石森管楽器にて衝動買いして以来、毎日の生活を楽しくしてくれている楽器。

 

<BaritoneSaxophone>   Canadian (Biritish) Selmer 86xxx LowA

マウスピースはゲイリースマルヤンに譲ってもらった彼のバックアップマウスピース、アーリーバビットメタルの9*にマグニトーンのリガチャー。

Britain組み立てのカナダで売られていた、カナセル。1999年ごろにマンハッタンのVillage Sax & Flute Shop 通称ドクターリックで購入。アメセルよりも暗いラッカーがついており、チェロのような木の音がするバリトンで非常に気に入っている。8万台で低音も軽く、非常にビンテージの音色がする楽器。