見分けることのできない偽物が拡散中?!?!?

上記の写真は、その偽物の写真です。

見分け方などのお話は、こちらを参照されてください。

 

コピーマウスピースで有名なサクシャマ氏曰く、見た目で見分けることは不可能とのこと。

NoUSAスラントにしてはやや中期アーリーバビット過ぎるという突っ込みはさておき、このようなものが2019年の春先あたりから特に夏にかけて多く世界中に拡散されました。(のちに加筆、、、それ以前から出回っているようです。)

そして、恐ろしいのは、鑢や、使い古された感まで完全にコピーされています。

おいおい本物に見えるぜ! 確かに現代の技術をもってすれば、見た目だけにせるのは分けないということですね???

すなわち、

写真で見分けるのは不可能

ということは

オークションでこれらのアイテムはもう買えない

わけです。

どう見ても本物に見えますね?

フォントもおそらく完全コピーで、はっきりしすぎないように打ち方の研究を重ねたことでしょう。
しかもこの使い古された感は、中々の再現力で、オークションの写真なら判別のしようがありません。

 

この削った線の太さなんかも最高ですね、、、角度も研究されていますね。

見れば見るほど精巧で、ただただ感心する、、という感じです。

 

見た目はさておき、吹奏感はどうか?

そんなに悪くはないが、ラバーではなくレジンが混入されたプラスチックの材質なので、ちょっと鈍いようです。

これらのマウスピースを買った人は、1000ドルくらいでまあまあのマウスピースが買えるなら悪くないんじゃない、、、というくらいのクオリティーらしいです。

ということで、まあまあ使える、、、みたいですね。

買った人たちの実際のコメントを調べてみたので列挙したいと思います。

 

★物が届いて吹いてみたところ、「???」と思いました。バリバリと鳴るのではなく、パリパリとした響きがする

★本物かどうか削るには1000番以上の紙やすりならダメージは少ないかも

★8番を購入したけど、オリジナルほどではないけどまあまあ良かった、イーベイに行ったら問題なくリファンドできた

★メイヤーニューヨークのソプラノを買ったけど見た感じがおかしいので返品した

★ブルージャンボの偽物まで、、、

 

吹いてみると本物を知っている人はすぐにサウンドや鳴り方の違いなどを感じるようです。

 

出品者はハンガリーやギリシャなどヨーロッパを転々としている

 

のが特徴で、スコットランドやUKなどでも販売中です。

販売者は、ヒストリーが100%Positiveではなく、ややnegativeがついていることがある。

 

ですが、注意しなければいけないのは

日本にも多数入ってきている

ことです。

もし悪い人がいれば、このコピーを大量に仕入れて、「20年前にアメリカで購入後、しばらくメインで使っていました。資金難のため放出します」

などと書いて日本のオークションやメルカリなどで売ることは容易ですね???

即ちこのようなものはオークションでは買ってはいけない

ことになります。

そして、どうしても欲しい場合は削りかすを見せてもらうことです。

ですが、本物を持っている人あるいは、安いビンテージのマウスピースをちょっと削って、茶色い削りかすを見せて売ることだって可能です。

やはりこういったものはもうオークションでは買わないほうがいいでしょう、、、

 

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事