モブレーだもの 3月31日
ツーファイブ メジャーコードでのフレーズ
tomo
パッシングを使いながらコードトーンを縫うライン
解説
分散和音の動きにパッシングが加わり、非常に安定したラインを生み出している。一見何でもないような動きだが、拍のアタマにはコードトーンが来て、それ以外の部分はパッシングと分散和音から成る。またパッシングがあることによりこの2小節の中で解決を2回もしており、ビバップ的なテンションアンドリリースをこの短いラインの中で示してくれている素晴らしい例。この考え方が理解できれば、同じコードが続く場合でも、コード外の音の導入の仕方のヒントとなるお手本例。また、このようなラインをたくさん覚えることでビバップの本質に迫れるであろう。