1990年代に流行ったルソーのスタジオジャズモデルの評判とは? アルトサックス用を解説します。

クラシック奏者が作ったジャズマウスピースで、正確な演奏ができる、、みたいな触れ込みで、その当時少し広まったマウスピース。日本にもたくさん入ってきたようです。メイヤーの代替品としてはアルトサックスのスタジオモデルが有名ですね?モデルとしては、他JDXなるモデルがありましたが、ほぼStudioしか広まらなかった印象があります。バリトンは今でも日本では定番の1つとして比較的流通しています、、、

メイヤー系のマウスピースとして

その当時はあくまでもメイヤーの代替品のようなイメージで購入する人が多かったように思います。1990年代にはメイヤーも随分吹きにくいマウスピースになっていましたから(今となってはあれでもマシでしたが)、このようなメイヤー系のイメージでマーケティングされたマウスピースは多かったですね。そのうちの一つとして少し広まったマウスピースです。

メイヤーよりは明るく、硬い

 

メイヤーよりはかなり硬く、明るい音がします。材質的にはラバーというよりは、硬いプラスチックを感じさせるイメージで、明るい音しかしないからすぐに飽きちゃう人が多かったのではないでしょうか?

意外に吹きにくい

これは今となってはの話ですが、クラシックのイメージをまとって正確な高性能的なマーケティングだったように思いますが、抵抗も強めで、音の抜けはそれなりにあるものの、引っ掛かりもあったり、気持ちのいいマウスピースではありませんでした。マウスピースの径は狭めで、コルクがきつかったように思います。

当時は1万5千円くらいだったような?

ほとんどメイヤーと同じ値付けで売られていたか、、やや高かったように思います。

今では、中古市場での価格は4~5千円程度でしょうか?

新品でも売っていますが、ロゴのデザインは変わっているようです。

オークションでも安く手に入りますので、メイヤーのバリエーションとして楽しむのもいいでしょう。

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事