こっそりと、何のアナウンスもないままバンドレンのマウスピースマッチ(クッション)がリニューアルされました。
勝手にリニューアルするなよ、、と突っ込みたくなるのですが、石森管楽器で買うときに、変わっちゃったけど大丈夫???と念を押されたので、心の準備はできていました、、、、
その評判や、旧製品との違い、見分け方などを張り替えレポートします。
目次
旧製品との違いとは?
まず、実物を見比べてみましょう。左がリニューアルされた今回の新製品、右が旧製品です。
旧製品は使い切ってしまったのできれいなものがありませんでした。すみません、、、、
新しいものは見るからに材質が異なりますが、特徴を挙げると
★薄くなった
★セロテープっぽくなった
★クッション感がなくなった
となります。もちろん同じ0.35という厚みなのですが、薄くなったように感じます。
パッケージも微妙にリニューアル、その見分け方は?
左(上側)が新しいもの、右(下側)が古いものです。
表のパッケージはやや印刷が薄いもののほぼ同じデザインで、裏を向けると、バーコードすぐ上のVの位置とVMC6が異なりますね。
このように見分けることは可能です。
実際に貼ってみた
まず、張り替え前
Dukoffに張ったパッチですが、前回張ったのは半年くらい前でしょうか? New York Meyerなども併用しているので、このマウスピースだけを使っているわけではないですが、2,3日に一度弾くようなイメージで、概ねそのくらいの使用期間でした。
剥がして、のりをきれいにする作業
はがし液は石油臭いのと、体に悪そうなので使いません。
剥がした後に、消しゴムで軽く擦ります。
デュコフのように柔らかい材質はちょっとした力で歪むので、力がかかっていないくらい優しくこすらなければなりません!
以下のようにきれいになりました。
この後ちょっと水で洗いました。
張り替え作業の注意点
ビークからはみ出すとリードに干渉するので、余分な部分を切り取ります。
両端を切り落とします。
そして、先端ギリギリにつけないようにすることが重要です。マウスピースからはみ出すわけではないのですが、ギリギリだとリードが干渉しているような感じがあります。
先端から少し距離を取って付けました。
ちょっと横をはみ出しちゃったけど、このくらいなら大丈夫でしょう???
新しいマウスピースパッチの性能は???
きれいに張り替えて、いよいよ練習します。
ドキドキですね?
前よりもパッチが薄いので、よりカキンとした印象です。音も多少鋭くなった感じです。以前よりも歯にビリビリきますね?クッション性が無くなったので、ツルツルしてどちらかといえば歯が止まりにくくなった印象です。
そして、30分練習後、、、、
もう剝がれてきた、、、
見えにくいかもしえれませんが、手前側がはがれてきてしまいました。
特にフラジオとか吹いたわけではないのですが、、、結構、はがれてしまいました、、、
旧パッケージを探す旅に出よう!
幾度となく繰り返されてきた旅のまた始まりです!
渋い楽器屋さんを覗いては、旧製品を少しずつ買い貯めする必要がありそうです!
私には合わなかっただけかもしれませんので、皆さんも是非、新しいパッチ試してみてください!