いっぱいありすぎて、ついつい買い過ぎてしまうサックスのビンテージリガチャー! オークションにもたくさん出品され目移りしてしまいますね?今まで数百個試した中からのTop3を発表します!

第1位 セルマー1920年代サテンゴールド

オリジナルかどうかは今となっては保証はありませんが、サテンの感じが1920年代のSuperなどのオリジナルにかなり似ているので、当時のオリジナルサテンゴールドに付属していたものと思われるリガチャー。

1950年代以降のよく見かけるデザインよりはブラスが少し厚めで、重く太く鳴りながらも、細かい表現力がつく、パワーと繊細さを兼ね備えた素晴らしいリガチャー。通常、厚く重く作れば、重いだけで軽くは鳴らないが、このリガチャーはとても軽く、小さい音にも反応する不思議なリガチャー。 スーパーおすすめですが、レア度:★★★★★

第2位 ブリルハート後期 厚型スリーバンド

今まで、アルトテナーで計10個ほどは通過していったが(生徒に取られた)、、とにかく良く鳴るリガチャー。繊細さはでは先のセルマーや白プレート(後述)には劣るが、パワー、音圧では、このリガチャーが最高峰である。薄めのはがれやすいゴールドプレートに、かなり分厚い真鍮で、迫力満点の音が出る。このリガチャーに代えるだけで、1.5倍くらいの音量アップが期待できるスーパーパワーアップアイテム!

tomo
ブリルハートって白プレートがいいんじゃないのってよく聞かれるんですよね、、、

博士
あれも有名じゃが、実はボリューム、パワー、音圧すべて、この金属タイプが優れているんじゃ!
以下のタイプも持っているので比べると、良く鳴るのは圧倒的に金属のもの。

金属が薄いのと、エポキシ部分が音をまとめる効果がある分、鳴りを抑える。バランスはいいが、良く鳴るという観点からは、金属スリーバンドに軍配が上がる!

第3位 マーティン(France)

鳴りは上の第1位、第2位ほどではないが、モデルによっては良く鳴るのがご存じマーティン。

3番目くらいがマーティンかな、、、と思っていたら、第1,2位に匹敵する、あるいは、それより良く鳴るリガチャーが登場したので、3位は以下のものに変更になりました。 それは、、、、

第3位 真打登場!!!!

Woodstoneの新型リガチャー、、2021年5月時点ではモデル名は聞いたことがない!

このリガチャー、出されたときは本当に驚きました。マーティンはおろか、ブリルハートやセルマーのサテンよりも良く鳴ります。繰り返しになりますが、ブリルハートの白プレートよりも良く鳴り、そして細かい表現や抑揚もつきます。

これがあればビンテージいらないんじゃないかな、、、というくらいすごいリガチャーですが、まだ試作品段階なのと、ビンテージの趣旨には合わないので、3位としておきます。 しかし、数十年後にはこれが最も評価が高いリガチャーとなっていることでしょう。

 

メイヤーにも、ガーデラにも最高です。今まで数百のビンテージリガチャーを吹いてきましたが、好みの差はあれど、客観的に良く鳴るのはこのWoodstone新型リガチャーです。これがあれば、ビンテージは必要ない場合がほとんどでしょう。

大変おススメです!

 

終わりに

いかがでしたか? ビンテージのリガチャーのイメージがわいたでしょうか? 私は石森管楽器の回し者ではありませんが、このリガチャーは大変おススメですので、ビンテージリガチャーをお持ちの貴方も、これから買おうと思っている貴方も是非試されてみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事