このページは、アドリブ初心者が学ぶべき定番アドリブフレーズ集をトランペットの巨匠6人のコンファメーションの演奏を基に紹介しています。

何故コンファメーションか? トランペットの方にもアドリブを長年お教えしているので、いっぱい楽譜が溜まってきたこともありコンファメーションを題材にしてみました。

このページでは特にコンファメーションのサビのⅡm7-Ⅴ7-Ⅰmaj7を学んでいきたいと思います。

★フレーズ集は最下部でPDFとしてダウンロードできます。

Blue MitchellのConfirmation

アルバム:Richie Kamuca – Richie Kamuca's Charlie 

1979年録音 ブルーミッチェル最晩年の録音ですがとてもいいアドリブです。


以下の4つのツーファイブを見てみましょう。

Blue Mitchell のツーファイブフレーズ In C

上記の4つのフレーズをCのキーで書き出してみます。

フレーズ①:メジャービバップスケール的な半音が入り、さらには最後はただの分散和音だがアプローチを上手く組み込んで、アクセントをつけている

フレーズ②:Dm7の分散和音からドミナントのビバップスケールで下がっただけ、最後のCは分散和音だが6で終わっているのがオシャレ

フレーズ③:半音階を入れてアクセントをつけている

フレーズ④:Dm7の音に忠実な動き

上の4つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。

華はないが、どれも堅実なラインで、ビバップスケールやパッシングを上手く組み込んで

アクセントをつけているのが特徴。

Roy HargroveのConfirmation

毎年夏に行われるニューヨークのチャーリーパーカーフェスティバルのライブ録音よりロイハーグローブの若き頃のアドリブ。


以下の8つのツーファイブを見てみましょう。

Roy Hargroveのツーファイブフレーズ In C

上記の8つのフレーズをCのキーで書き出してみます。

フレーズ①:有名なアートブレイキーのバードランドの演奏より、Lou Donaldsonのフレーズのコピーをそのまま弾いたもの

フレーズ②:ドミナントのビバップスケールをラインに組み込んでいる

フレーズ③:Half Whole Diminish Scale(コンディミ)の動きから始まりアプローチノートを2つくみこんだ動き

フレーズ④:モチーフ的な動き

フレーズ⑤:パッシング(アプローチノート)をたくさん組み込んだ動き

フレーズ⑥:モチーフ的な動き

フレーズ⑦:G7的なパッシング(アプローチノート)から始まりドミナントビバップスケールで降りる動き

フレーズ⑧:モチーフ的な動きで最後はb13をややブルージーに使った動き。ロイはこの動きを多用する

上の8つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。 ★各段4小節で演奏しています。(5小節目がある小節は飛ばして次の段に行っています)

Lee MorganのConfirmation

オルガン奏者Jimmy Smithのジャムセッションアルバムの演奏よりリーモーガンのアドリブ。

オルタードスケールがモダンな響き!

Lee Morganのツーファイブフレーズ In C

フレーズ①:パッシングで始まり、そのままG7はb13からオルタードで降りてくる動き

フレーズ②:G7は#9からオルタードで降りてくる動きからアプローチノート

フレーズ③:ドミナントビバップスケールからG7の3拍目からオルタードで降りる動きがCに食い込んだような動き

青色がオルタードです。オルタードスケールについてはこちら。

上の5つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。

Donald Byrd のConfirmation

名盤ジャッキーマクリーンの456のアルバムよりドナルドバード先生のアドリブ。

Donald Byrdのツーファイブフレーズ In C

王道のツーファイブの動きが満載

フレーズ①:シンプルな下降のラインだがパッシングが入っているのがオシャレ

フレーズ②:ビバップスケールの動きが入っているライン

フレーズ③:分散和音の動きにパッシングが入っている模範的なビパップのライン

フレーズ④:ビバップスケールの動きが入っているライン

フレーズ⑤:パッシングが入っている有名ツーファイブフレーズの動き

フレーズ②:ビバップスケールの動きが入っているライン

上の6つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。

Clifford Brown のConfirmation

ハードバップの名盤として歴史的名盤からのクリフォードブラウンの名演奏

Clifford Brownのツーファイブフレーズ In C

全体的に半音階がとても多い動き。アプローチノートやビバップスケール的なものもあるが、それらも含めてスケールの間の半音をたくさん混ぜてラインが構成されているのがクリフォードブラウンの演奏の特徴。

典型的なツーファイブはないが、この動きを1955年にあの速さで行っているのはまさに天才的で、現代のサウンドでも十分通用するほどモダンなラインの動きといえる。

上の8つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。

Chet Baker のConfirmation

チェットベイカーの晩年の録音。晩年らしくいい意味でリラックスした演奏。

Chet Bakerのツーファイブフレーズ In C

 

ドミナントビバップスケールの多用するのが見て取れる。あまりビバップをバリバリ弾いているようなスタイルではないが、ビバップのサウンドがしっかり入っているところが学びどころ。

フレーズ①:シンプルな下降のラインだがビバップスケールで下り、最後はオーギュメントの分散和音入っているのがオシャレ

オーギュメントの使い方はこちら

フレーズ②:チェットベイカー先生らしいモチーフの動き、最後は分散和音で終わっている。

フレーズ③:16分のシンプルな動きだがパッシングが入っている模範的なビパップのライン

フレーズ④:ビバップスケールの動きが入っているライン、後半の半音はよくわからないが半音階でサウンドに変化を付けているのが特徴

上の4つのラインをトランペットのDm7G7-Cmaj7のキーで聞いてみましょう。音源を聞きながら一緒に練習してみましょう。

 

トランペットの巨匠6人のツーファイブフレーズ集のPDF(全4ページ)

トランペットの巨匠6人のツーファイブ集

 

 

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