365日 モブレー先生に学ぶ モブレーカレンダー”モブレーだもの”
ツーファイブ オルタードフレーズ
tomo
モブレー先生の最高必殺技!
解説
ブレッカー先生にも通ずる現代のオルタードの使い方を最も初期に始めた重要フレーズ。 C7 2小節の中で、Gm7⇒Ab⇒Gbという進行をちりばめた、まさにオルタードの神髄のようなサウンド。まだ、アッパーストラクチャーなどの観念が生まれる10年近く前に、すでにオルタードの模範的な使い方を1956年ごろには始める。 とりわけ、b6(b13)のアッパーストラクチャーをツーファイブで使うフレーズとしては、ジャズの歴史の中ではかなり初期のはず、、、おそらく初めて?
オルタードの説明はこちらfa-arrow-circle-o-right
このように、ツーファイブ上で色々なサウンドを高速で弾くのは、まさにブレッカー的アプローチ。そのやり方をまさに最初に示してくれている、ハードバップ史上最高級に素晴らしいフレーズ。
モブレー先生ありがとう!
【音源出典元】 Art Blakey& Jazz Messengers 1956 track #10 "Late Show"